我が呉ロータリークラブは、今年創立６７年目を迎えます。広島ロータリーをスポンサークラブとして、県内二番目の創立、ガバナーにおきましても、笠潤一郎、大之木隆男、真鍋欣良、大之木精二氏の４名のパストガバナーを輩出して、地区内でももっとも輝かしい伝統と実績あるクラブの一つと自認いたしております。それだけに、その伝統ある呉クラブ会長としてその運営の任に当たる重責に、改めて身の引き締まる思いです。
これからの一年間のクラブ運営に関しまして、理事、役員の方々の温かいご協力と、会員の皆様のご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
ＲＩ会長 テーマ ROTARY：MAKING A DIFFERENCE
「ロータリー：変化をもたらす」国際ロータリー会長イアン・ライズリー氏（ｵｰｽﾄﾗﾘｱ）は次のように語っておられます。
・ ロータリーとは「どのような団体か」ではなく、「何をしている団体か」と定義したい。１１２年間の豊かな歴史の中で、ロータリーは成長し、成熟し、会員と地域社会の変わりゆくニーズに対応しながら、ある意味で大きく変わってきた。しかし「地域社会と世界に奉仕を通じて変化を生み出したい」という理念は変わっていない。このことに私たちは行動することによって答えよう。ロゴマークは、丸い地球に、色は人種を、林立している様は民族を表して、多様性を表現しています。
藤中 秀幸ガバナー（岩国中央RC）
基本的目標「ロータリーの元気は地域の元気」非常に解かりやすく、口ずさみやすい標語と、信条も「時代の先頭に立とう」ロータリーの心で地域の創生を と、フロントランナーをイメージするものであります。２０１６年規定審議会では、かつて無いほどに大幅変革があり、実際の運用である本年度は、すでに例会回数削減のクラブもあります。これはＲＩが勝手に決めたものではなく、多数決で決議されたものであること。今は、特に日本では受け入れ難いことも、将来から見れば必ずや変化に対応しているものであることに気づくはず。そう信じて進んでいきましょうとした主旨のあいさつがありました。
さて呉ロータリークラブは、現在二つの大きな問題を抱えています。一つは「会員の減少」です。退会後の補充がスムーズにいっていない。そして新規会員の発掘もできていないことです。会員の「質」については云うまでもなく、若手、女性会員と課題はあるものの、まずは「数は力なり」と原点から進んでいく所存です。また会員数減少が、クラブ財政を直接圧迫していることは、先日のアンケート調査を通じてご理解いただいた通りです。呉クラブにおいては、７５名前後が適正という共通認識も生まれたように思いますので、これを目指してまい進するのみです。
二つ目は、奉仕活動のマンネリ化と中断です。仁川ＲＣとの姉妹縁組も、仁川側の会員減少から自然消滅となりました。青少年奉仕の「大学生就活セミナー」、呉市在住外国人子女学習支援なども、いつの間にか中断になってしまいました。マンネリ化は世の常ですから、それを叫ぶよりも、新規奉仕事業を開拓することで一挙解消するものと考えています。
松下幸之助氏の有名な言葉に「成功の秘訣は、成功するまでやり続けることや」とありますが、実はそれは結果論で、「何をさておいても、責任者の熱意。最高の熱意こそが人を動かすのや」と語られています。まさに【為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり】
この一年間「最高の熱意」で新会員を向かえ、多くの人の努力が結集されるような（新規）奉仕活動を生み出していく所存です。
会員皆様のご支援ご協力よろしくお願い致します。
重点目標
１，会員全体でロータリー活動に取り組みましょう。
２，会員増強をチーム編成で。目標は７５名体制。
３，基本となる例会運営を充実させよう
４，地域社会のニーズと奉仕活動の再考
５，ロータリー財団への補助金申請事業の検討
６，地区目標「がん予防」の推進。（２年目）
７．ＳＮＳを充実させた広報活動
８．会長賞にチャレンジしよう
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