今年度、ジェニファ ー ・ジョー ンズ会長は「IMAGINE ROTARY 世界にもたらされる変化を想像して大きな夢を描き、その実現のためにロータリーの力と繋がりを生かして行動する世界を実現しましょう」を、石川良興ガバナーは「人生100年時代に向けて、健康寿命を延ばそう〜がん・生活習慣病の予防〜」をテ ー マに掲げています。変化の著しい状況にあって、力強い励ましとしてロータリアン一人ひとりの心に響きます。
コロナ禍に於いて、呉ロータリークラブでは緊急事態宣言下での例会中止など多大な影響を受けてきました。我々の目的は互いの力と繋がりを生かす、すなわち「深い相互理解Jを築くことで奉仕の心を育み、実践することです。そのために欠かすことのできない「高い体験価値や感情価値の共有」が困難な状況が続くことが予想されますが、そんな時こそ、人と人が繋がり、温かさを実感できるリアルな接点を創り出さなければなりません。
広く社会では、個人の日常やワークスタイルが一変し、「集合から社会的距離への価値転換」が起きています。様々な業務、消費活動、コミュニケーションなどをオンラインで行うことが一気にスタンダードになり、そのための新たなテクノロジーを用いた接点の活用が進んでいますが、こうした変化は、多大な便宜をもたらす一方で、リアルな接点の重要性もまた改めて際立たせているようにも思えます。
我々は「集合」と「社会的距離」が相反するものであると捉えず、直接顔を合わせて情報を分かち合い、親睦を深める機会を創り出す一方、デジタルテクノロジーを活用した多様な例会のあり方を模索するなど、 ５大奉仕と７つの重点分野の理解を深め、コロナ以前の粋を再び取り戻し、さらに確かなものにしていく「新たな接点づくり」を積極的に進めていきたいと思います。
こうした試みを一つひとつ積み重ねることで、会員聞の理解が深まり、学びが充実し、その実りを職業において発揮し、クラブの魅力が新たな仲間を招き、強い絆の輪が広がっていく。その好循環を、会員全員で生み出していきましょう。
重点目標
１．より理解と親睦を深める委員会活動にしよう。
２．各委員会の活動内容を積極的に情報共有しよう。
３．デジタルテクノロジーの活用研究を続け、魅力ある例会を実施しよう。
４．DEI並びに地区運営方針に従った積極的なクラブ活動を推進しよう。
５．魅力あるクラブとなり、会員増への好循環をつくろう。 |
